チャットレディは、ちょっとしたすき間時間を有効に活用してお小遣いが稼げる、女性に人気のお仕事です。
どんな仕事をするかというとこれが簡単、男性とおしゃべりをするだけです。
といっても直接会うわけではなく、インターネットのライブチャットという機能で、映像と音声を使って会話をします。
相手とは互いに離れた場所にいるので危険などはありません。
顔は見せることになりますがプロフィールなどは明かされませんし、サービス業者によっては顔出しNGという条件で登録できるところもあります。
このサービス、女性側は無料で登録できますが男性はおしゃべりをする時間の長さに応じて利用料金を支払います。
そしてそのうちの何割か(相場は5割前後)が女性の収入になります。
課金はたいていの場合1分刻みですが、時給に換算するとだいたい2,000~3,000円くらいになります。
さらに「アダルト」といってエッチな会話をしたりカメラ越しに肌を露出させたりする場合は、1時間当たり5,000円以上になることもあります。
もちろんアダルト・ノンアダルトのどちらでも自分のやりたい方を選べます。
チャットレディは基本的には女性なら誰でもなることができます。
ただし年齢制限があり、ほとんどのところは満18歳からとなっています。
一方、上限はないところがほとんどです。
実際にいくつかのライブチャットサイトを訪問してみると分かりますが、40代、50代の女性もたくさん登録しています。
ですから18歳以上でありさえすれば学生・OL・ママさんなどさまざまな人にお仕事のチャンスがあります。
ただ、仕事をするにあたって気を付けなければいけないことがあります。
それは税金のことです。
チャットレディの収入はお給料とは違うので自分で確定申告しなければなりません。
しかも先ほど述べたようにかなり高額の収入が得られることから、多くの人に申告義務が生じます。
チャットレディの収入が年間38万円(ほかに本業があって副業としてチャットレディをやる場合は年間20万円)を超える場合は申告が必要です。
また、収入が増えると自分以外の税金にも関係してきます。
たとえば専業主婦の年間収入が38万円を超えると、旦那さんの収入の方で扶養控除が受けられなくなります。
また、年間収入が130万円を超えると今度は健康保険や年金の保険料を自分で支払わなければなくなります。
これは学生が親の扶養家族に入っている場合でも同じです。